昨日は『モンストロ・メモリ』稽古。
みっちりやりました。
いやしかしあっという間だな〜。
もっともっとやりたいのに残り稽古時間は少ない!
夜に通し稽古をしましたが、P.P.こと『プラスチック・ピノキオ』の瀧さん、田邉さん、藤本さんが見学に来てくれました。
見てくれる人がいるというのはとても嬉しいこと!
結局感想をお聞きできなかった。
くぬー
自分の出番が終わってフーッと一息ついて椅子に腰掛けてたらみんながわたしをジッと見ていて何だろう?と思ったらまだ出番残ってて盛大に出とちったりしましたが、こんな派手に間違えることもそうないのでそれはそれで面白かったです(すみませんでした…)
色々とまだまだだなぁと思う部分が多いですが、
とにかく共演者のみなさまの気合とチャーミングさとポテンシャルが作品をけん引しているなと思う次第です。
わたしはやっぱり俳優が素敵な舞台が好き。
小島くん。
さちちゃん。
特にこの2人とのシーンが好きで。
ハートが潤います笑
そして同じシーンは少ないものの、
見てるだけでわたしのハートを潤わせてくれる知夏ちゃん。
今年の夏にfeblabo版の『ナイゲン』に出て、文化副をやったそうです。
似合いそうですが、ハワイ庵も似合いそうだと個人的に思う。
今回の作品、あらすじを見てもあまり内容が…??という感じなんですが、というのもネタバレにかなり慎重になってるんですなぁ。
ネタバレにならない範囲で言いますと、個人的に今回はエヴァンゲリオンを参考にしていたりします。
先日衣装写真を撮ったのですが、出来上がった写真を見て「この人ネルフで働いててもおかしくないな」と思いました。
いやただの自意識過剰なんですけど。
そして参考にしてるのは見た目というか中身の話なんですけど。
でもなんか、そんな所も含めまして過去の自分にはない見た目だったり性質だったりなので、今回の役はやっていて楽しいです。
まぁ、見た目は普通の女の人なんですけど。
普通の女の人ってあんまりやったことないんだよなぁ。
今回は、アガリスクでしか熊谷を見たことないって方に是非観てもらいたいです。
たすいちが終わったらしばらく客演出来ないし、次はいつたすいちに出れるかも分からないし。
敢えてこの言葉を使うけど、たすいちはどんな劇団かと言うとポップなファンタジー劇団だと思っています。
とにかくポップです。
言葉づかい、色づかい、音づかい、それぞれに濃淡や強弱や色んなメーターがあってそれは作品によってそれぞれではあるけれど、
つまるところポップだなと思っています。
メッセージもシンプルなことが多い。
ファンタジーとは言っても、魔法の国〜とか架空の世界の戦争の話〜とかそういうのではないです。
ありそうでなさそう、でもすこしありそうな近未来系SFとでもいいましょうか。
藤子・F・不二雄ほどブラックではない感じ。
チャンピオンとかサンデーとかで連載されてそうな感じ(偏見)。
まぁあとポップって何よ、って思うんですけど…
わたしの言葉で説明するなら、派手で、かわいくて、楽しくて、弾力がある感じ(なんじゃそりゃ…)
ポンポン跳ねてる感じなんです…(伝わるのかな)
それと、ポップってのは虚構度の話かも。
ある意味での作り物感、虚構度の高さ。
「普通の人はこんな喋り方しないよね〜いやでも俺ら普通の人じゃないですから!!」
という開き直り。
それと、お話の進むワクワク感。
そんな所が漫画的造形で、イラスト的で、ポップだなぁと思う所以な気がします。
たすいち最初に出た時から10年が経ちましたが、初めてこんな言葉にしたかもしれません。
あれ、なんか面白そうじゃないの?
まだ迷ってるなぁって方には前半料金の3日間がおススメだよ。
ぜひ思い切って観に来てほしいです。
お待ちしてます!